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ココレポ2017.12.8

“これできる?”やってみると人に教えたくなる国生さゆりの『国生体操』 その効果を体感してみた!

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アラフォー、アラフィフ世代の永遠のアイドルにして、今も精力的に活動する国生さゆり。50歳を迎えた彼女が、しなやかで美しい身体を取り戻すきっかけとなった、その名も『国生体操』とは? 本人による実演イベントを通じて、そのアンチエイジングの秘訣に迫る。ついでに、編集部も『国生体操』に挑戦してみました!

 

国生さゆり、50歳からのアンチエイジング

 

ぽっこりお腹やたるみといった体型の変化、少し身体を動かしただけですぐ疲れてしまう持久力の低下……誰もが「ああ、歳を取ったなあ」とため息をつく問題だ。

 

女優・国生さゆりにおいても、それは例外ではなかった。「おニャン子クラブ」のメンバーとして日本中の憧れの的だった彼女も50歳を迎え、それを期にエクササイズを再開しようと考えたが、想像以上に身体が動かなかったという。

 

そんな国生さゆりが、ふたりのスポーツトレーナーと出会って生み出したメソッド。その名も『国生体操』。

 

あまりにもストレートなネーミングだが、そこに彼女が以前の美しい体型を取り戻した秘密が詰まっているという。

 

9月27日には書籍としても発行されたこの『国生体操』を、国生さゆり本人が実演するイベントが先ごろ新宿で開催された。その模様を、ココタメ編集部屈指の運動不足チームがレポートしよう。

 

『国生体操 身体を整えることは、心を整えること』

著者:国生さゆり

体操監修:中村雅貴、鈴木友規

価格:1,200円+税

発行・販売:トランスワールドジャパン


 

運動には自信があったのに……国生さゆりの苦心

 

12月3日、会場はスポーツジム「Jexer(ジェクサー)フィットネス&スパ 新宿店」。『国生体操』を体験するために集まった約40名のジェクサー会員の前に、国生さゆりとそのトレーニングに携わった中村雅貴、鈴木友規両氏が姿を現した。

 

実演に先立ち、まずは『国生体操』を生み出した3人のトークショーからスタート。このプログラムが完成したきっかけや、その特徴、狙いなどが語られる。

 

「私は学生時代、陸上選手だったので、体力と運動能力にはとても自信があったんです。それで、50歳になったのを期にちょっと身体を絞ろうと運動を始めたんですが、なにひとつ思い通りにできなかったんです」

 

国生さゆりはそのショックを振り返る。

 

 

「身体は動かない、でも気持ちと頭は先に行きたいという、ちぐはぐな状態が続いて、四苦八苦しながら運動しても効果が全く出ませんでした。苦しいだけで、もうやめてしまおうかと諦めかけたその時に、おふたりのトレーナーと出会って、「まずはトレーニングをする前の段階の身体づくりをしましょう。心と、頭と、身体との距離を近くしましょう」と言っていただいて。

 

書籍では8種類の体操を紹介しているんですが、それをひとつずつ、ゆっくりと時間をかけて体得していきました。ぜんぜんできないっていうところから始まったので。年齢とか環境とか立場とか、そういうことを言い訳にしてあきらめてたんだなって。だから“みなさんもあきらめないでください”という思いを伝えたくてこの本を作りました」

 

トレーニングに苦しんでいた時期の国生さゆりの姿を見て、声をかけたのが中村トレーナーだった。

 

 中村雅貴氏


「ランニングマシンで走っている国生さんを見て、ああつらそうだなと思いました。この足首の使い方はマズいぞ、と」

 

足首の調整と理想的な重心のかけ方を重視する中村氏は、彼女がすぐに疲れてしまう原因を見抜いた。

 

「ちぐはぐだった足首の使い方を矯正し、その次のステップとして上半身のバランスにまでつなげていこうと考えて、そのスペシャリストである鈴木先生をご紹介しました」(中村氏)

 

鈴木氏は、プロサッカー選手のトレーナーとしても高い実績を持つ。

 

 鈴木友規氏


「国生さんを見てまず気になったのは、背骨を中心とした胴体(体幹)の柔軟性が足りなかったこと。動きの中で太ももに頼ってしまう傾向があったので、おしりも使いましょうと。また、背中をもっと使うことで、腕の負担が減るということも指摘させていただきました」

 

自分の身体の動かし方のクセを正し、使うべき筋肉を意識して柔軟に使う。そのために「身体と頭をつなげる」ことが『国生体操』の大きなテーマであるという。

 

「運動にあたって使うべき筋肉を使わず、別の筋肉を使ってしまうことを“代償運動”と言うんですが、なるべくそれをしないこと。使う筋肉を意識して、別な場所は動かさないことが大事です」(鈴木氏)

 

いざ実践! 手軽だけれど身体に効く『国生体操』

 

 

そして、いよいよ『国生体操』の実践がスタート。書籍に掲載された体操の中から、5つが紹介される。それにあたって両トレーナーから注意されたポイントは、

 

●重心を足の先にかけず、くるぶしのやや外側に重心を置くことをイメージして立つこと

●集中すると呼吸が止まりがちなので、体操の間に呼吸を止めないこと

●前述の「代償運動」をしないよう意識すること

 

の3点。さらに国生さゆりからは

 

「『国生体操』は、“自分と向き合う体操”です。体操をしながら、自分の身体の動かし方はこうだったんだな、と見つめ直すのが大切です。だから、ゆっくりと自分のペースで、自分の身体に問いかけながら実行してください」とエールが送られた。

 

■猫のポーズ


股関節の真下に膝が来るようにして四つん這いになり、左手を右手の前についた状態で体重を左側に乗せる体操。胴体の左側面を伸ばすイメージで行う。同様に、左右を逆にしてもう一度。

この際、肩が落ちないようにするのがポイント。親指を軽く浮かせて、肘を少し緩めるとさらに胴体の側面が伸びることを実感できる。

 

■逆ブリッジリーチング


正座をした状態から両手を後ろにつき、片手を外して斜め後ろに持っていきながらおしりをなるべく高く上げる体操。この時、肩から先の腕は脱力。胴体、特に背中の柔軟性が増し、身体のしなやかさが向上する。

 

さらに、あらかじめおしりを上げた状態で行うと、さらに負荷がかかり効果がアップ。だが一見シンプルなこの体操、実はさりげなくキツいらしく、運動に慣れているはずのフィットネス会員の中にもかなりプルプルしている人が見受けられた。

 

■脳トレ8の字ボール


ボールを使った体操。直立し、足は肩幅に。軽く前傾し、平たく伸ばした手のひらの上にボールを乗せる。このボールを落とさないように、まず自分の正面で一周円を描くように動かしながら、らせん状に上へ移動させ、頭の上でも一周させて戻ってくる。

 

これは腕を鍛える体操のように見えるが、実は胴体全体のやわらかさが必要で、腕や足の動きが胴と連動していることを意識させる。さらに落とさないように腕を動かすには、脳と身体の連携も重要になってくる。特に利き手と逆の手でこれをこなすのは、なかなか至難の業だ。

 

■Kのポーズ


足を骨盤の幅にして直立。体重を右足くるぶしの外側にかけ、右手を天井に届くくらいのイメージでまっすぐ上に伸ばす。同時に左手を頭の後ろに持ってゆき、そのまま軽く左の腰を曲げる。左右を変えてもう一度。

 

これにより、普段はあまり実感できない骨盤の動きを意識することができるようになり、いわゆる「くびれ」をつくる効果も期待できるという。

 

■ヒップ・ステップ


Kのポーズが骨盤の上下の動きを体感するものであったのに対して、こちらは骨盤のねじれの動きを意識する体操。足を骨盤幅で立ち、左足を一歩後ろに引き、右足を軽く曲げる。そしてあごを右足のかかとの位置に合わせるように前傾させ、引いた左足と頭が一直線上になるようにする。

 

そして右手を右膝、左手を左のおしりに当てると、右のおしりに刺激が入って骨盤のねじれを実感できる。さらにその状態で10秒間、右足のくるぶしを意識してステップを踏む。これも左右を変えてもう一度。

 

一般人は歩くとき、足だけの動きに頼りがち。骨盤を使うことを意識すると、疲れにくい身体になるという。

 

なお、国生さゆりがゲスト出演する形で、人気YouTuberが『国生体操』に挑戦した動画はこちらでチェック!

 【国生さゆり】国生体操やってたら本人出て来て生レクチャー!

 【国生さゆり】50代でも美しく痩せられる国生体操のやり方!

 

以上が、今回のイベントで披露された国生体操の概要である。いずれの体操も比較的短い時間、限られた空間でも簡単にできそうだ。

 

 

日々まったく身体を動かさない編集部員が『国生体操』を体験レポート!

 

そんなわけで、取材に立ち会った運動不足編集者I(アラフォー)と不摂生ライターF(アラフィフ)も、少しだけではあるが実践してみた。

 

F「えっとですね、結論から言いますと、たったの20分ぐらい『国生体操』やっただけなのに身体がバキバキです!」

 

I「僕もです。特に脳トレ8の字ボール、あれを試したら前腕っていうんですが、肘から先の内側に既に筋肉痛の症状が……」

 

F「ワタシは肩がゴキッて鳴りました。たぶん身体の使い方が正しくないんでしょうね。あとボールを落とす落とす」

 

I「Kのポーズもね、見た目すごく簡単そうじゃないですか。でもあれ実際やると身体の側面に思った以上に効くんだあれが。いま、俺の身体のココが悲鳴を上げている~っていうのが、よくわかる動きでしたね」

 

F「正直言って、自分にはできなかった体操もありました。たとえば逆ブリッジリーチング。あれを最初からおしりを上げた状態でできる人って、それだけで1杯おごりたくなりますわ」

 

I「その1杯おごるって発想が身体をダメにしてるのでは? まあそれはそれとして、簡単そうに見えますが、普段まったく運動しない人間にとっては意外なほどハードなことがわかりました」

 

F「でも、国生さん自身も正しくマスターするのに6カ月かかったっておっしゃってましたからね。最初は呼吸もうまくできないし、脇腹も痛くなるしって。でも無理せず、自分のペースでできるところからゆっくりやっていけばいいって」

 

I「少しずつでもいいからあきらめずに続ければ、しなやかできれいな身体は取り戻せる、と。なにより、自分と向き合うことで自分の身体に対する“気づき”がいくつも生まれますね。だからうまくできるようになると、これできる? って他の人にも教えたくなるんだと思います」

 

F「それわかりますね。準備運動みたいに、パッと連想できる動きとは違うし、身体の動かし方自体が楽しかったから、ね、ね、この動きできる? みたいな」

 

I「『国生体操』で国生さんが伝えたかったことって、そういうことなんでしょうね。歳を取って身体の動きが鈍くなってもあきらめる必要はない。自分の身体と対話することで、自分の身体が好きになる、ということがもっと広がってほしい、と」

 

F「なにしろイベント後の取材では、なんと国生さん本人がこの書籍化のために出版社をいくつか回って営業をしたってお話でしたから」

 

I「教室を開いたり、書籍の第2弾、第3弾への意欲も見せてましたしね」

 

F「僕たちも、10年後まで元気でいられる身体を目指しましょう!」

 

『国生体操』は、単なる体操のメソッドというだけではない。もう若くないから身体が動かなくても仕方ない、体型が崩れてもどうしようもない、そんなネガティブムードに包まれた人々に対する、国生さゆりからのエールであるとも言えるだろう。

 

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