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プレスリリース

全世界の音楽ファンに舞い降りた奇跡の贈りもの。 キング・オブ・ロックンロール “エルヴィス・プレスリー”33年振りの新録音作品『Viva ELVIS-The Album』が全世界で今秋リリース決定!!

2010年7月27日
株式会社ソニー・ミュージックジャパンインターナショナル

株式会社ソニー・ミュージックジャパンインターナショナル(本社:東京都港区、代表取締役 中山 道彦)は、“エルヴィス・プレスリー"33年振りの新録音作品『Viva ELVIS-The Album』の全世界今秋発売決定を発表いたします。

1954 年の衝撃的なデビューから新しい音楽の歴史を創り出し、その後のアーティストに多大な影響を与え、ありとあらゆる記録を塗り替え、42歳という若さで帰らぬ人となったエルヴィス。生誕75年となる今年、エルヴィス・プレスリー・エンタープライズとラスヴェガスで行われているシルク・ドゥ・ソレイユの公演『Viva ELVIS』との協力のもと、エルヴィスと彼の音楽を21世紀に讃えて、キングの声を全く新たな方法論(エルヴィスのヴォーカルトラックを残しつつ、新たなるサウンドを革新的にクリエイト)でフィーチャーした作品『Viva ELVIS–The Album』が、全世界で今秋発売となります。ラスヴェガス公演で実際に使われている曲およびインスピレーションを得た曲で構成されるこの驚くべき作品は1977年6月にリリースした生前ラスト作品『ムーディ・ブルー』以来、実に 3 年振りとなる新録音盤です。

誰もが認めるキング・オブ・ロック、エルヴィス・プレスリーは、ポップカルチャーにおける最大の象徴的かつパワフルな存在の一つであり続けている。ジョン・レノンにして、「エルヴィス以前には何もなかった」と。エルヴィス以降、世界の若者文化や音楽は一変した。当時テレビでは映すことの許されなかった腰の振りと声のパワーを武器に、エルヴィスは様々な障壁を乗り越え、現状を打破し、音楽、映画、ファッションの世界に革命をもたらしながら、性別、階級、人種、世代間の関係にとてつもない変化が起きようとしていることを知らしめた。

「もしも今の時代に、エルヴィスが彼の持ち歌を初めて歌うとしたら、どんな感じになっていただろう?」と問いかけるのは、アルバムのプロデューサー兼アレンジャーで、シルク・ドゥ・ソレイユによる『Viva ELVIS』の音楽監督とアレンジャーも務めるエリック・ヴァン・トルノー。「私たちは彼の音楽と未来の世代のファンとをつなぐ架け橋を築きながら、エルヴィス・プレスリーの魂と精神を呼び覚まそうとしたのです」。『Viva ELVIS』の音楽に取り組む際、ヴァン・トルノーは―アシスタント・プロデューサー兼アシスタント・アレンジャーを務めたヒューゴ・ボンバーディアの協力を得て―、エルヴィスが残した無数のアルバム、フィルム、ライヴ録音、
インタビュー、ホームレコーディングを、3,000時間以上を費やして聴き直し、見直した。そのプロセスを通じて、彼らはエルヴィスの曲を17,000以上サンプリングした。そして、それがシルク・ドゥ・ドレイユのショーの素材となり、この作品へと繋がっていった。

数万ものエルヴィスの声のサンプリングに取り組みながら、ヴァン・トルノーとボンバーディアは、時にはキーやテンポといった細部を変えながら、いくつかのシークエンスやサウンドを同じ一つの曲に織り込むこともあった。『Viva
ELVIS – The Album』を作るに当たって、ヴァン・トルノーは、クラシックなレコーディングにラガ、パンク、あるいはヒップホップなどの要素を取り込みながら、曲に込められた感情的な昂ぶりを引き出すように試みたが、どの曲においても最終的な目標はオリジナル録音が持つエッセンスに敬意を表し、理解することだった。活躍したすべての時代におけるエルヴィスの音楽的才能を讃えて、50年代、60年代、70年代のそれぞれの時代を代表する曲が収録される。たとえば「バーニング・ラヴ」、「サスピシャス・マインド」、「ブルー・スエード・シューズ」、「イッツ・ナウ・オア・ネヴァーといった曲が、この作品に為に、今までに類のない再創造が行なわれ、新しい息吹が吹き込まれた21世紀のエルヴィスに姿を変えた。まさに、『Viva ELVIS – The Album』は、ロック界で最初にして最大のスーパースターのために、21世紀に用意された作品として、多くの音楽ファンの心に深く突き刺ささり、後世に語り継がれていくことになるだろう。
www.elvispresley.jp

以上