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プレスリリース

宇木敦哉監督作品『センコロール』メジャーデビュー決定!

2009年3月18日
株式会社アニプレックス

株式会社アニプレックス(本社:東京都千代田区、代表取締役:夏目公一朗、以下アニプレックス)は、個人制作アニメーション作品「センコロール」(監督:宇木敦哉)をメジャーデビュー化することを決定しました。当社にとって、個人制作アニメーション作品をバックアップすることは初めての試みであり、本作品の音楽制作に当社が関わることで、ryo(supercell)という注目のアーティストの起用に繋がりました。
『センコロール』は、株式会社シンク(※1)が運営する動画革命東京(※2)が、2006年より支援を行ってきた作品です。

●『センコロール』http://www.cencoroll.com
動画革命東京の支援を受け、気鋭のクリエイター宇木敦哉が制作。監督・脚本・キャラクターデザイン・作画、そのすべてをひとりでこなす、個人制作アニメーション作品。平凡な日常に突如現れた得体の知れぬ怪物と、それを取り巻く少年少女が繰り広げる非日常な世界。女子高生ユキを巻き込んで展開されるハイクオリティ・アニメーション。

●宇木敦哉
大学卒業後、講談社アフタヌーン四季賞のコンテストで、2002年、2003年に賞を受賞、2005年には『アモン・ゲーム』で四季大賞を受賞するなど、漫画家としても高い実績を持つ。スタイリッシュなデザイン力と色彩感覚に加え、独学で習得した手描きアニメーションの気持ちよいテンポは、デジタル主体のクリエイターの中で異彩を放つ。

●ryo(supercell)
2007年、VOCALOID「初音ミク」を使用した楽曲「メルト」が、動画投稿サイト「ニコニコ動画」で再生数300万回を超える人気作品となる。その後、多くのクリエイターが集まり、ユニット「supercell」を結成。数々の楽曲をヒットさせ、2008年夏にリリースした自主制作盤CD/DVD(2枚組)は大好評のうちに完売。2009年3月、待望のメジャー盤アルバムをリリースし、オリコンアルバムweeklyランキングで初登場4位という快挙を成し遂げる

※1 株式会社シンクとは、アニメおよびデジタルコンテンツへの投資・プロデュースを行う、日本ではユニークな業態をとる「コンテンツ・キャピタル・デザイン・カンパニー」。1988年に創業。2005年から森祐治が代表に就任し、現在の事業形態に移行。メディア/コンテンツ業界のイノベーターとして、国内外で積極的な活動を行う。※2「動画革命東京」とは、東京都の支援により、株式会社シンク(東京都港区、代表取締役:森祐治)が運営する才能ある若手クリエイターを対象としたオリジナルアニメーション制作支援プロジェクト。オリジナル作品の制作・発表の機会を持たないクリエイターに、制作を実現するための資金と環境を提供し、世界へ送り出すことを目的としている。実績豊かなプロデューサー陣が、作品企画・制作に関するハンズオン・プロデュースを行うことで、より確度の高い事業化を行っている。http://www.anime-innovation.jp

リリース時期
2009年内のリリースを予定。

『センコロール』ビジュアル
○© 宇木敦哉/アニプレックス


以上

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