PRESS RELEASE プレスリリース

海賊版ディスクの販売者を刑事摘発

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2003年4月16日
株式会社ソニー・ミュージックエンタテインメント

株式会社ソニー・ミュージックエンタテインメント(東京都千代田区、代表取締役 盛田昌夫)の子会社である株式会社ソニー・ミュージックレコーズ(東京都千代田区、代表取締役 村松俊亮、以下SMR)と、株式会社ソニー・カルチャーエンタテインメント(東京都千代田区、代表取締役 榎本和友)の子会社である株式会社エスエムイー・ティーヴィ(東京都港区、代表取締役 加藤哲夫、以下SMT)とは、SMRの専属アーティストのビデオクリップ映像をSMTが製作・放送している音楽専門チャンネル「Viewsic」から無断で複製したCD-R、いわゆる“海賊版ディスク”をネットオークションを通じて販売していた都内在住の男性を著作権侵害行為をなしたものとして所轄の麹町警察署に刑事告訴しました。

これを受けて、麹町警察署では著作権法違反の疑いで必要な捜査を遂げて、4月16日付にて東京地方検察庁に送致しました。この男性は“海賊版ディスク”であることを知りつつ、同“海賊版ディスク”をネットオークションに出品し、不特定多数のネットオークション利用者間における入札の末、落札した買主に対して同“海賊版ディスク”を販売、不当な対価を得ていました。

従来、当社では、“海賊版ディスク”の複製・販売行為について、コンテンツ産業に甚大なる損害を与え、正当なる権利に基づいて複製・販売されるコンテンツを享受する機会を一般ユーザーから奪うとともに、ひいては音楽文化の衰退を招く許されざる著作権侵害行為として問題視し、一貫して厳しく対処してまいりました。

しかしながら、昨今のデジタル技術の進歩、パソコンならびにインターネットの急速な普及により、“海賊版ディスク”の複製行為が一層簡単なものになると同時に、ネットオークションを通じて不特定多数の利用者との間で容易に取引がなされるようになってきており、“海賊版ディスク”の複製・販売行為がより大衆化・拡大化してきています。

このような現状において、“海賊版ディスク”の販売行為という侵害行為の蔓延を防ぎ、侵害物品が容易に取引されているネットオークションの場における遵法精神の定着を推進する意味も込めて、違反者に対して断固たる強い姿勢で臨むべく今回の刑事告訴に踏み切りました。
今回の摘発は、日本での著作権保護の水準の高さを示すと同時に、より大衆化・拡大化する“海賊版ディスク”の複製・販売行為に対する抑止力として効果的に作用し、健全なる著作権文化を維持するものと認識しています。

なお、著作権等の侵害が行われた場合には、刑事処分の対象となるのみならず、民事上の差止請求および損害賠償請求の対象ともなるため、民事上の手続きについても現在検討しています。

昨年9月に社団法人日本レコード協会がまとめた「音楽コンテンツ個人録音及びそれに関わるCD-R等の利用実態調査」の中で、音楽CDのCD-Rコピーが半年間で約1億2千万枚に達したと推計、発表されており、CD-R利用者の増加に伴い、著作権侵害行為も拡大するおそれがあります。今後も“海賊版ディスク”の複製・販売行為、特にネットオークションを利用した侵害物品の取引に対して警戒を怠らず、関連団体とも連携をとりながら、法的措置を含むあらゆる手段・方法により断固たる強い姿勢で対応していく所存です。

以上

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