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プレスリリース

アンディ・ウォーホル大回顧展「アンディ・ウォーホル・キョウト / ANDY WARHOL KYOTO」新会期決定のお知らせ 門外不出の《三つのマリリン》、大型作品《最後の晩餐》ほか京都でしか見られない日本初公開作品100点以上を含む約200点が来日決定!

2021年9月17日
株式会社ソニー・ミュージックエンタテインメント

株式会社ソニー・ミュージックエンタテインメント(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:村松俊亮)は、新型コロナウイルス感染拡大の影響により、開幕延期を発表しておりました「アンディ・ウォーホル・キョウト / ANDY WARHOL KYOTO」展を京都市京セラ美術館 新館「東山キューブ」にて、2022年9月17日(土)~2023年2月12日(日)の会期で開催することを決定いたしました。(主催:京都市、アンディ・ウォーホル美術館、ソニー・ミュージックエンタテインメント、MBSテレビ、産経新聞社、京都新聞、WOWOW、FM802/FM COCOLO)

本展はアンディ・ウォーホルの故郷であるアメリカ・ピッツバーグにあるアンディ・ウォーホル美術館の所蔵作品のみで構成される日本初の展覧会であり、展示される約200点のうち、100点以上が日本初公開作品。京都のみで大規模なアンディ・ウォーホルの個展が開催されるのは初、関西では約四半世紀ぶりとなります。

本展の見どころ

アンディ・ウォーホルの内面に迫る注目の作品群―京都ゆかりの作品も公開 

ポップ・アートの旗手として、アメリカの大量消費社会の光と影を描いたアンディ・ウォーホルの初期から晩年にわたるこの大回顧展は、1950年代に商業イラストレーターとして活躍していた初期の作品から、1960年代に事故や死を描いた象徴的な「死と惨事」シリーズ、アンダーグラウンド映画やテレビ番組などの映像作品、セレブリティ(有名人)たちの注文肖像画、そして、その名声を揺るぎないものとしつつ、カトリックの生い立ちにも触れる晩年の作品などを包括的に展示する充実した内容の本展は、巡回せず、京都だけの開催となります 。

アンディ・ ウォーホルは、1956年の世界旅行中に初めて来日し、京都を訪れました。本展では、京都とウォーホルの関係に目を向け、そのゆかりを示す貴重なスケッチなどを展示し、若き日のアンディ・ウォーホルの心を捉えた京都の姿に思いを馳せます。アメリカ・ピッツバーグのアンディ・ウォーホル美術館の所蔵作品のみで構成される日本初の展覧会であり、約200点+映像15作の展示作品のうち、100点以上が日本初公開作品となる本展に是非ご期待ください。

日本初公開作品を含む本展の一部主要展示作品

(左上から)

  • アンディ・ウォーホル 《三つのマリリン》 1962年 ※日本初公開
  • アンディ・ウォーホル 《最後の晩餐》 1986年 ※日本初公開
  • アンディ・ウォーホル 《ツナ缶の惨事》 1963年 ※日本初公開
  • アンディ・ウォーホル 《孔雀》   1957年 ※日本初公開
  • アンディ・ウォーホル 《京都(清水寺) 1956年7月25日》
  • アンディ・ウォーホル 《キャンベル・スープ缶 I:トマト》 1968年
  1. すべてアンディ・ウォーホル美術館所蔵
  2. © The Andy Warhol Foundation for the Visual Arts, Inc. / Artists Rights Society (ARS), New York

開催概要

展覧会名

アンディ・ウォーホル・キョウト / ANDY WARHOL KYOTO

会期

2022年9月17日(土)~ 2023年2月12日(日)

会場 京都市京セラ美術館 新館「東山キューブ」(京都市左京区岡崎円勝寺町124)
開館時間

10:00~18:00 (入場は閉館の30分前まで)

休館日

月曜日(但し祝日の場合は開館)、年末年始

主催

京都市、アンディ・ウォーホル美術館、ソニー・ミュージックエンタテインメント、 MBSテレビ、産経新聞社、京都新聞、WOWOW、FM802/FM COCOLO

企画制作

イムラアートギャラリー / ソニー・ミュージックエンタテインメント

公式HP

https://www.andywarholkyoto.jp/

公式SNS

@andywarholkyoto (Twitter、Instagram、Facebook、LINE)

アンディ・ウォーホルについて

アンディ・ウォーホル(Andy Warhol, 1928-1987)は、アメリカ・ピッツバーグ出身で、そのキャリアを商業デザイナーとしてニューヨークでスタートさせ、線画にのせたインクを紙に転写する「ブロッテド・ライン」という手法を多用しました。30代でアーティストとして本格的に制作を開始。初期にはアクリル絵具などでキャンバスに描いていましたが、1960年代以降はニューヨークに"ファクトリー"と呼ぶアトリエを設け、当時目覚ましい経済成長のさなかにあったアメリカの大量消費社会を背景に、版画技法のシルクスクリーンを用いた“大量生産”のアジテーションとも呼べる作品を次々と発表します。また「キャンベル・スープ」「コカ・コーラ」など当時広く普及していた人気商品や「マリリン・モンロー」「エルヴィス・プレスリー」など数多くの有名人をモチーフに次々と作品を制作し、「ポップ・アートの旗手」として活動するとともに、新たなポップ・カルチャーを定義。アートのみならず音楽・ファッション・マスメディアなどさまざまなジャンルに影響を与えました。

  • アンディ・ウォーホル 《自画像(髪が逆立ったかつら)》
  1. 1986年 アンディ・ウォーホル美術館蔵
  2. © The Andy Warhol Foundation for the Visual Arts, Inc. /Artists Rights Society (ARS), New York 

アンディ・ウォーホル美術館 / The Andy Warhol Museumについて

アンディ・ウォーホル美術館(The Andy Warhol Museum)は、1994年にアンディ・ウォーホルの出身地ピッツバーグ市にある4つのカーネギー博物館の1つとして、カーネギー財団とアンディ・ウォーホル美術財団などの共同プロジェクトにより開館しました。20世紀の美術界に絶大な影響を及ぼしたアンディ・ウォーホルの最大のコレクションとアーカイブを誇る美術館です。国際的に著名な建築家、リチャード・グラックマンによってリノベーションされた建物は、7階建てのギャラリーと展示室、地下に教育普及プログラムのスタジオや保存研究所を有しています。1960年代以降のアンディ・ウォーホルの代表作である《キャンベル・スープ缶》や《花》、「死と惨事」シリーズに加え、マリリン・モンロー、ジャッキー・ケネディ、エリザベス・テイラーなど著名人たちの肖像画はもちろんのこと、初期の貴重な絵画、ドローイングから、商業イラスト、彫刻、版画、写真、壁紙、スケッチブック、アンディ・ウォーホルの映画やビデオといった多岐にわたるアンディ・ウォーホル作品とアーカイブ資料を所蔵しています。