プレスリリース
「自動ライブ撮影配信システム」をZepp Haneda (TOKYO)、KT Zepp Yokohamaにて稼働開始 ソニーグループ(株)、ソニー(株)、(株)ソニー・ミュージックエンタテインメントで共同開発
株式会社Zeppホールネットワーク(本社:東京都港区、代表取締役:上原昌)はソニーグループ株式会社、ソニー株式会社と株式会社ソニー・ミュージックエンタテインメントが共同で開発した「自動ライブ撮影配信システム」をZepp Haneda (TOKYO)およびKT Zepp Yokohamaに導入し、2023年度より本格的な運用を開始いたします。なお、2023年4月オープンのZepp Shinjuku (TOKYO)においても運用開始に向け準備中です。
「自動ライブ撮影配信システム」とは、ライブの出演者に装着された「コンパクトタグ」の位置情報を場内センサーで検知、捕捉した位置情報を元に、無人カメラが自動でパン、チルト、ズームして被写体を撮影するものです。カメラは全て無人での制御を実現しました。また、ディレクターがタッチパネルコントローラーで各カメラを制御し、最適な画角を作成。それらからスイッチャーが最適な映像を選択するという究極の2マンオペレーションを実現しています。
さらに、Zepp Haneda (TOKYO)およびKT Zepp Yokohamaには信頼性の高いハードウェアエンコーダーを常設。安定したエンコードを実現し、スムーズな映像配信に対応しています。
システム利用について
料金に含まれるもの
- カメラ(4台)スイッチャー他機材一式
- 制作スタッフ1名
- 撮影スタッフ2名(ディレクター、スイッチャー)
- 他、設営スタッフなど
- 事前打ち合わせ1回(カメラ位置、撮影方法など)
- ※ 生配信を実施の際には会場にてエンコードスタッフ1名がエンコード設定します。
- ※ 撮影+配信に加え、撮影作業のみ、配信作業のみも承ります。
- ※ 自動撮影システム+有人カメラなどのオプションも承ります。
- ※ 音声収録につきましては現場FOHからの2chミックスOUTを映像に同期収録いたします。
マルチトラック等の収録には対応しておりませんのでご了承ください。 - ※ 上記以外の外部専属ディレクターなどの乗り込み発生の場合も金額は変更ございません。
納品物
- 当日の配信映像
(全カメラパラ収録などに関してはオプションで承ります。)
- ※ 追加料金が発生します
事前準備についてのお願い
- 事前にカメラ位置、ライブ内容についてのお打ち合わせをさせてください。
(ライブ内容によっては承ることができないケースもございます) - 配信前後の静止画、動画(蓋画)はご支給ください。
- 音資料、セットリストなどの資料をご支給ください。
オプションシステムについて
カメラロボット
カメラ(ミラーレスを含む)を搭載した自律移動ロボットが、事前プログラムにもとづいて自動撮影した映像をスイッチャーに無線伝送。ライブパフォーマンスを妨げない静かで安全な走行により、新たなカメラワークを実現し、ライブ映像にバリエーションを加えます。
シナリオ撮影機能
専用ツールで走行ルートや被写体をあらかじめ指定し、シナリオ通りの撮影を実現。
ロボットの走行や速度などが簡単に設定可能。
自動追従撮影機能
(指定した人物の顔や手などのパーツを自動で追従)
- ※ 使用に関しては各種制約があります。事前お打ち合わせの上、決定いたします。
SwipeVideo https://swipevideo.jp/
ファンが自由にアングルを切り替えて視聴できるマルチアングル配信が可能です。
メンバーそれぞれの「推しカメ」配信もでき、単価UP、売上UP、ファン満足度UPを実現します。
- ※ SwipeVideoは国際特許取得済みの技術です。
「カメラ台数 無制限」「アングル切り替え時ノーバッファリング」「音声切替」等の機能により、他ではできないユニークな配信コンテンツを自由に企画することが可能です。
Robycam https://www.robycamjapan.or.jp/
世界初常設。「小惑星」のように空中を縦横無尽に動く、4点吊ケーブルカメラシステムにより、すでに世界中の視聴者を魅了している「Robycam」を常設することで、驚異のカメラワークを実現。
- ※ Zepp Haneda (TOKYO)のみ
- ※ Robycam 3D Systemは、3D空間でカメラを自在に操る安全に特化したシステムです。
Zepp Haneda (TOKYO)にはRobycamの使用を容易にするプーリー(滑車)を世界で初めて常設。
Zepp ARシステム
配信ライブならではのAR演出を低コストで実現。
自動ライブ撮影システムと連携し、プリセットされたCGを合成。カメラアングルと完全連動した配信ライブならではの演出が可能です。
演出用のCGは数十種類を用意しており、色彩、配置、タイミングなども自由に設定できます。
システム利用料
ご利用内容
自動撮影システム一式 FOHブースカメラ2台/客席内設置三脚付カメラ2台/自動追尾システム/スイッチャー/音声収録/運営スタッフ(ディレクター、スイッチャー、調整スタッフ) ※音声に関してはPAミキサーの本線出力を収録させていただきます。 ※マルチトラック収録等に関しては、別途主催者様側にてご準備ください。 |
300,000円(税抜) |
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エンコーダー作業一式 (ハードウェアエンコーダー使用) |
150,000円(税抜) |
その他オプション(提供サービス)
カメラロボット(オペレーションスタッフ含) |
一台 |
ASK |
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SwipeVideo(マルチアングル配信システム) |
一式 |
ASK |
Robycam(4点吊りワイヤーカメラシステム)※Zepp Haneda (TOKYO)のみ |
一式 |
ASK |
Zepp ARシステム | 一式 |
ASK |