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プレスリリース

WIRE10(ワイアーテン)、「着うたフル®」/ 「着うたフルプラス®」の新企画『My Select(マイ・セレクト)』配信決定!

2010年7月12日
株式会社キューンレコード

株式会社キューンレコード(本社:東京都港区、代表取締役 中山 道彦、以下「KRE」)は、KDDI 株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長兼会長 小野寺 正、以下「KDDI」)と連携し、KRE 所属アーティスト電気グルーヴの石野卓球がオーガナイズするアジア最大級の屋内テクノイベント『au by KDDI presents WIRE10』において、業界初となる新たな「着うたフル®」/「着うたフルプラス®」配信企画『My Select(マイ・セレクト)』を実施することが決定しました。

この企画はその名の通り、ユーザーが各楽曲のベースとなる音「ベースサウンド」と、2種類の異なるパーツ音「パーツサウンド A」「パーツサウンド B」を試聴し、さらにそれぞれを組み合わせた MIX の違いを聴き比べて、気に入
ったほうの MIX をセレクトしてダウンロードするというものです。配信する楽曲は、今年 WIRE10 に出演する国内外のトップ・テクノアーティスト全 22 組の中からセレクトされた、ケンイシイ、レディオ・スレイヴほか計 8 アーティストがこの企画のために書き下ろした未発表曲。ユーザーは初めて耳にする楽曲を、音の“着せかえ"的な感覚を楽しみながら聴くことができます。

今回の企画の目的は、MIX の違いを聴き比べてセレクトするという、テクノミュージックならではの楽しみ方を、携帯電話上の新しい音楽サービスとして提案することにより、新たな音楽体験をユーザーに提供し、「着うたフル®」
/「着うたフルプラス®」の購入動機を促すことを目指すものです。



1.参加アーティスト・楽曲 ※アルファベット順
①2000 And One「old amsterdam」A.piano mix / B.electro mix
②DJ TASAKA「Two Oh」A.piano mix / B.disco bass mix
③Frank Muller a.k.a Beroshima 「Gagarin」A.Arrival mix / B.Departure mix
④Hard Ton「The Stalker」A. original version / B.Wire alternative version
⑤Ken Ishii「I.O.D. (Izquierda o Derecho)」A.Mix to the Right / B.Mix to the Left
⑥Newdeal「choose」A.A MIX / B.B MIX
⑦Radio Slave「Lost Highway」A.(未定) / B.(未定)
⑧Roman Flugel「Why don't you answer?」A.Part 1 / B.Part 2

2.配信開始スケジュール
第1弾:7 月 14日 (水)10:00~ Ken Ishii,DJ TASAKA,Roman Flugel
第2弾:7 月 21日 (水)10:00~ Frank Muller a.k.a Beroshima
第3弾:7 月 28日 (水)10:00~ Newdeal
第4弾:8 月 4日 (水)10:00~ 2000 And One
第5弾:8 月 11日 (水)10:00~ Radio Slave
第6弾:8 月 18日 (水)10:00~ Hard Ton
※上記すべて9月30日(木)24:00までの配信となります。
※8月の配信開始スケジュールは変更になる可能性があります。

3.販売価格
1曲あたり315円(税込)
※ダウンロードできるのは各曲 A,B どちらかの MIX1曲となります。
※配信提携:株式会社レーベルゲート

4.ダウンロード方法
①WIREオフィシャルサイト(携帯)から特設ページへアクセス
②アーティストを選択
③アレンジページでベースサウンド、パーツサウンドA、パーツサウンドBをそれぞれ試聴し、A/Bどちらかを選択
④楽曲ページで完成したMIXを試聴
⑤選んだMIXをダウンロード、またはアレンジページに戻ってもう一方のパーツを選び直して完成したMIXを試聴、最
終的にどちらかに決定してダウンロード。
オフィシャルサイト http://www.WIREWEB.jp(※PC、携帯共通)
※ベースサウンド、パーツサウンド A/B のみ、WIRE オフィシャルサイト(PC)でも試聴が可能です。
※対象曲の「着うたフル®」/「着うたフルプラス®」のダウンロードに関しては au 携帯をご利用の方限定となりま
す。なお「着うたフル®」/「着うたフルプラス®」の対応機種については、au ホームページにてご確認下さい。
「着うたフル®」/「着うたフルプラス®」対応機種一覧 http://www.au.kddi.com/chaku_uta_full/taiou.html

5.au by KDDI presents WIRE10 公演概要
①日 時:2010年8月28日(土) 開場/開演 18:00(オールナイト)
②会 場:(神奈川)横浜アリーナ
③出演アーティスト:石野卓球ほか全 22 組
④チケット料金:前売りチケット 11,550 円(税込み・オールスタンディング)
⑤チケット発売日:発売中
⑥主 催:テレビ朝日、J-WAVE、クリエイティブマンプロダクション
⑦協 賛:KDDI 株式会社
⑧企画制作:WIRE 事務局、株式会社キューンレコード
⑨お問い合わせ:WIRE 事務局 <Tel>0570-069-111(月~金 12:00~18:00 ※祝日除く)
⑩オフィシャルサイト http://www.WIREWEB.jp(※PC、携帯共通) ツイッター http://twitter.com/wire_staff

以上

*「着うたフル®」/「着うたフルプラス®」は、株式会社ソニー・ミュージックエンタテインメントの登録商標です。

<資料> 参加アーティストプロフィール
① 2000 AND ONE(ツーサウザンド・アンド・ワン) ファースト・アルバム『Hertage』を昨年リリースした、ディロン・ヘルミレンこと 2000・アンド・ワン。実はそのキャリアは相当なものがある。90 年代初頭、自身のレーベル 100% Pure を地元アムステルダムに設立。デトロイト・
テクノやシカゴ・ハウスとも密接な関係にあった当時のオランダ・シーンを象徴するポスト・デトロイト~インテリジェントなエレクトロニック・レーベルとしての活動を重ねる。04 年には Intacto を、06 年には Remote Area をと、
立て続けにサブ・レーベルを設立し、06 年にRemote Area からリリースされたDave Ellesmere とのユニット、Microfunk名義での曲“Pecan"が爆発的なヒットを記録。ツイステッドなグルーヴの究極のクリック/ミニマル・ハウス・サウンドとして近年のシーンでも記憶に残る作品となった。またよりハウシーな作品を揃えた弟レーベル Arearemoteもほぼ同時期に始動させ、現在のニュースクール・ダッチ・ミニマルハウス・シーンを象徴するスタイルを確立して
いった。更に 08 年、ディスコ・テイストなキラー・チューンを連発する Bangbang!を始動。新たな方向性をシーンに示すこととなる。彼の長いキャリアに裏打ちされた審美眼は素晴らしく、シーンのトレンド・メーカーとしても一目
置かれている存在である。

② DJ TASAKA (ディージェー・タサカ) <東京>
中学生の頃にデフジャム、ネイティヴタングスといったヒップホップに出会い、ターンテーブルとミキサーを手に入れる。18 歳になって本格的にクラブ DJ をはじめ、その頃ダンスミュージックとしてのテクノに多大な衝撃を受け一
気にテクノへ傾倒。ヒップホップ仕込みのスクラッチを多用した抜群のテクニックで、ディスコ、ミニマル、エレクトロからヒップホップまで、あらゆるジャンルを自由自在にミックスするその独自のプレイスタイルには定評がある。
2001 年に初の DJ MIX CD『LOOPA MIX mixed by DJ TASAKA』をリリース。その後 2002 年にはファーストミニアルバム『PASSPORT FOR DISCO』を、2005 年には初のフルアルバム『GO DJ』をリリース。その他、数々のリミックスやプロデュースも手がけ、ヒップホップグループ、アルファとのユニット<アルファ&DJ TASAKA>での活動や、2006 年 8月には吉川晃司、ギターウルフのセイジ、ライムスターの宇多丸、ポラリスのオオヤユウスケなどをフィーチャーした DISCO TWINS 名義でのオリジナルアルバム『DISCO TWINS』のリリース、さらに吉川晃司とともに結成したユニッ
ト“DISCO K2 TWINS"でのマキシシングル「JUICY JUNGLE」リリースなど、幅広く活躍。2009 年には 4 年ぶりのアルバム『Soul Clap』をリリースした。

③ Frank Muller a.k.a Beroshima(フランク・ムラー エー・ケー・エー ベロシマ)<BERLIN>
世界中から注目を集め続けるベルリン・アンダーグラウンド・テクノ・シーンを長らく支えてきたベテラン・アーティストのひとり。幼少の頃よりギターやピアノを習い、12歳で友人からシンセを買い取り、20代はじめ、1992年には、
エッジの効いた強烈なアシッド・トラックをカラー/ピクチャー・ヴァイナルで限定リリースするレーベルAcidOrangeを始動。そのシリーズは<WIRE>主宰の石野卓球をはじめカルト的な人気を集め、徐々にファンを増やすこと
になる。1996年には自らの名前を冠したMüller Recordsを設立。レーベル初期を代表する「Electronic Discussion」や「Deebeephunky」といったEPのヒットもあり、そのエッジの効いたテクノ・サウンドはさらに広く、世界規模で人気を集めていく(2002年にはレーベルBroshima Musicも設立)。また1990年代後半には、DJツアーや『Berlin Trax』などの作品の制作でたびたびベルリンに滞在していた石野卓球とも親交を深め、<WIRE>へのムラーの出演回数が物語るようにその関係性は現在まで続いている。

④ HARD TON (ハード・トン) <VENEZIA>
イタリアのヴェネチア出身ということ以外ほとんど情報がないハード・トン。彼は、09 年に突如としてレコードをリリースし、物好きな連中から注目を集めた。すでに当時の所属レーベル Dissident は閉鎖されていて、シカゴのジャ
ック・ハウスとイタロ・ディスコを絶妙にミックスしたデビュー・シングル「Time To Jack」は、200 枚限定だったこともありかなりのレア盤になっている。蛍光塗料でペイントした裸体の巨漢が歌うこの曲のビデオはそれだけであ
っと言わせるインパクトがあるが、ライヴはさらに強烈で、ボンデージ・ファッションで客を挑発しながら唄うその姿は、まるきり地下ディスコ・クイーンそのもの。往年の Devine や Grace Jones をも凌ぐ強烈なインパクト、そし
てその歌い手の存在感にも負けない、味のあるエレクトロ・ディスコ・サウンド。しかも、自己申告によれば、このサウンド、往年のアナログの名機や、TENORI-ON、KAOSSILATOR、ゲームボーイなどを使って自作しているという。あ
らゆる評論やスノビズムをぶっ飛ばす、ビザール・ディスコ・ユニット、それがハード・トンである。
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⑤ KEN ISHII(ケンイシイ)<東京>
石野卓球、田中フミヤらと並ぶジャパニーズ・テクノ・シーンのアイコンのひとり、ケンイシイ。彼は15年以上に渡って世界のシーンを相手に活躍し続けている。1993年、R&Sからの『Garden On The Palm』でデビューし、続けざま
にUTU名義でRichie HawtinのPlus 8からもリリース、海外メディアでも大きな注目を浴びた。そして1996年の「Extra」
のヒット、アルバム『Jelly Tones』のリリース以降の動きは、間違いなく国内のシーンそのものの躍進に大きな力を及ぼしている。また、クリエイターのみならず、DJとしても、04年にはイビサでDJアワードの1位に輝くなど、そ
のプレイは高い評価を受けていて、ヨーロッパ、アジアはもちろん、南米にまで精力的にDJツアーを行っている。昨年から今年にかけては、日本デビュー15周年の節目の年として、ミックスCD、ベスト盤、リミックス集、さらに自ら
がコンパイルした2枚組ベスト『KI15 - The Episodes』などをリリース。さらには彼の初期の実験的な側面を凝縮したFlare名義の、名盤の誉れ高い2枚のアルバムをカップリングした『Two Albums』をリリースしたばかりである。

⑥ NEWDEAL (ニューディール) <東京>
2000 年に UK の Primevil よりデビューし、DJ、プロデューサー、バンド The Samos のサウンド・キーマンとしても活躍する Hitoshi Ohishi のプロジェクト。KAGAMI、Shin Nishimura、Dr. Shingo などとともに東京のクラブ・シーンを支えてきた 2nd ジェネレーションの筆頭と言える存在。新木場 ageHa での巨大テクノ・パーティ<CRASH>への常連とも言える出演回数や、<Fuji Rock Festival>への出演、またドイツ、フランス、香港で DJ ツアーを行うなど、現場での経験は幅広い。ニューディールとしての評価が高まったのは、エクレティックな仕上がりで若いロックファンやエレクトロのリスナーにもアピールした 08 年のアルバム『Grimy』で、難波章浩(HI-STANDARD)、SHIGEO(SBK、THE SAMOS)、環 ROY 等をゲスト・ヴォーカルに迎え、テクノはもとより、レイヴ、アシッド、ロック、ダブ…いかにも東京風で、ニューディール・スタイルと言える作風を確立した。また、翌年には環 ROY×NEWDEAL としてアルバム『the klash』を発表。持ち味のひとつであるブレイキンでパンキッシュなエレクトロ・トラックと、環 ROY の新鮮なラップを見事に融合させる。2010 年には、女性ラッパーCOMA-CHI、ロマンポルシェ。などにトラックを提供し、ますます活躍の場を広げている。

⑦ RADIO SLAVE (レディオ・スレイヴ) <BRIGHTON>
世界トップの DJ/プロデューサー、
マット・エドワーズのテクノ~テックハウス寄りの作品を手がけるメイン名義であるレディオ・スレイヴ。彼の人気を決定づけたのは 2006 年からスタートした「No Sleep」と題されたシリーズで、特に今にも惨劇が起きそうなホラー趣味の“Screaming Hands"(「No Sleep Part 2」収録)は、あらゆる DJ にスピンされ、フロアの風景を変えた。それ以降も Part 6 までリリースされたこのシリーズは、日本でのみ代表曲を網羅した CD『No Sleep At All』(09 年)としてまとめて聴くことができる。また自身のレーベル、Rekids では、Luke Solomon、Spencer Parker、Toby Tobias など多数の作品をリリースし、リミキサーとしても Kylie、Moby、Pet Shop Boys、UNKLE、Armand Van Helden、Roman Flügel と、彼の作風を考えたらありえないような大物たちの作品を手がけている。自身
は現在ベルリンに移住し、Panorama Bar にて Rekids のレギュラー・パーティを行っているが、ほとんどの週末は世界のあらゆるハコ、フェスティヴァルでプレイを続けるアーティストである。

⑧ ROMAN FLUGEL (ローマン・フリューゲル) <FRANKFULT>
Alter Ego としての活躍でも知られ、ヨーロッパ・テクノ・シーンに於いてはトップスターでもあるローマン・フリューゲル。彼らの代表作“Rocker"の世界的なヒット以来、Alter Ego としての活躍が主にクローズ・アップされて
きたローマンではあるが、ソロ・アーティスト/DJ としてのキャリアも長きに渡るものがある。Eight Milles Highや Soylent Green など多数の名義を使い、90 年代中盤よりソロ・プロジェクトを始動。アンビエントから IDM そしてハウス~テクノへとスタイルを横断するレフトフィールドな楽曲制作を続け、ローマン・フリューゲル名義では 06年にベルリンの Laboratory Instinct からヴィブラフォーン、ピアノそしてパーカッションのマルチプレイヤー、
Christopher Dell とのコラボ・アルバム『Superstructure』をリリース。実験的なフィーチャー・ジャズとも言えるエレクトロニック作品で新たな一面をみせ話題となった。10 年以上に及ぶ DJ 活動では、ヨーロッパ各地そして日本への遠征も重ねている。近年のドイツ・シーンでも最高峰のクラブとしてその名を挙げられるフランクフルト郊外、オッフェンバッハにあるクラブ、Robert Johnson が主催する人気シリーズ『Live At Robert Johnson』から、今春にキャリア初となる DJ ミックス CD をリリースしたばかり。